今年の8月の話なのだけど、自転車を買い換えた。
今までは Centurion CrossFire 2000 の 2014 年モデルで、シクロクロスと呼ばれるカテゴリの自転車に乗っていた。ゴツくて重いのでもう少し軽い自転車が欲しかった。
買ったもの
Panasonic ORTC22 完成車
コンポーネントチョイス:Shimano ULTEGRA R8000 / MAVIC Ksyrim Pro UST
日本製パナソニックのロードバイクシリーズで通称パナチタン。

納車の日は通り雨があり、断続的な土砂降りの中を走って帰ったので、いきなりびしょ濡れになってるの図。
選んだ理由
- エアロカーボンフレームに乗るほどのやる気は無いおじさん
→鉄だろう - 主流になりつつあるディスクブレーキは嫌じゃないけど油圧は嫌
→油圧にするぐらいなら紐引きリムブレーキでいい - エレベーターが無い集合住宅から下ろすのが楽なように軽量である事
→鉄で軽いならチタン合金
割とこの判断は正しかったなぁと思ってます。
日本づくし
フレームはパナソニックの国内生産。
ドライブトレインはシマノ。
ハンドル、ステム、シートポストは日東。
日本の経済を回してるぞ感がとても高い。
付属マニュアルが完全に家電

これには思わず笑ってしまった。
乗り味はどうか
軽い鉄という部分しか見てないので、チタンの乗り味というのはよくわからないが、傷を気にしなくて良いのは気楽で良い。
それまで乗っていたシクロクロスに比べると直進性が弱いので最初は怖かった。1
今まで乗っていたシクロのディスクブレーキからリムブレーキに変わる事を心配していたけど、なんなら ULTEGRA のリムブレーキの方が良く効くし、雨の中でも問題はなかった。
コンポーネントは今までの TIAGRA からグレードが二段ほど上がったが、違いはよくわからない。メンテナンス時の調整自体が楽になった気がするけど、調節されていれば走行時はそれほど差異を感じない。フロントディレイラーは TIAGRA の方が綺麗に動いてたぐらいだが、これもまた調整不足なだけかなと思う。
完成品についていたタイヤ Panaracer RACE A Evo 3 は接地面がとんがっていて、硬くて曲がるのが難しい印象があって微妙だった。
完成車の初期構成はレース向けのチョイスになっていそう。回すと 60km 超えていくようなフロント 52T も自分には踏み切れない。
タイヤは MAVIC のホイールなんで必ず MAVIC のタイヤが付属してくるはずだと勘違いしていたが、完成車セットには付属してこないという大誤算があったので結局追加で買った。
タイヤを MAVIC YKSION PRO UST のチューブレスに変更したところで高級車感が出てきてようやくテンションが上がってくる。
体のサイズを測ってのオーダーフレームなので、「これは俺の自転車だ」という一体感がすごい。
パーツを変えていくとしっかりその性格を変えてくるのがよくわかるので、これは大変楽しい自転車だと思った。
さらなる沼にハマりそうではあるけども。
続き/パナチタン2年目